高性能新素材感光センサーを適用した放射能測定器「リヒト(LICHT)」

放射能測定モニタリング装置分野において卓越した技術力を有する株JSテックウィン(代表ソ・ジュンソク)が「リヒト(LICHT)放射能測定器」を発売し、注目を集めている。

JSテックウィンの「リヒト(LICHT)」放射能測定器は、2013年に開発に成功した高性能新素材のシンチレータ（プラスチックシンチレータ、Scintillator）を用いることにより、測定時間が短く、正確である。

JSテックウィンが開発したシンチレータは、高い光出力とナノセコンドの減衰時間により、1秒以内で迅速に放射線検出が可能な高性能シンチレータだ。従来のGM計数管に比べて桁違いの性能を誇る。このセンサーを用いて開発した高性能超高速放射能測定器「LICHT」は、これまでの放射能測定装置では20〜60秒かかる測定時間を1秒以内へと大幅に短縮した。

JSテックウィンが最近発売したコンベヤー型放射能測定装置「水産物放射能測定器リヒトRMS-F」は、ベルトコンベヤーで運ばれる水産物の放射線量を素早く正確に測定することができる。放射能を含む水産物が通過すると、高性能センサーが検知してアラームが鳴り、モニターに放射能の値が上昇したことがグラフで示される。

また、高性能の「携帯型放射能測定器リヒトRADE-C」は手軽に持ち運ぶことができ、食品や物品などの放射能汚染度を測定することができる。測定器のモニターに放射線量がリアルタイムで表示され、アラームが鳴る。

このほか、JSテックウィンでは、長時間にわたり多量の放射線にさらされる医療スタッフのためのリアルタイム被曝測定装備「RRPD(Real-time Radiation Personal Dosimeter)セット」も発売した。

JSテックウィンの徐浚錫代表は、「JSテックウィンの携帯型放射能測定器は反応速度が速く、充電器で充電して使用する半永久的な製品」であるとし、「1秒以内に正確かつ迅速に放射能を測定できる唯一の製品」だと述べた。